Konsole は、グラフィカルなKデスクトップ環境において、コマンドラインインターフェース(CLI)を提供するX端末エミュレータです。 Konsole は複数のセッションを単一のウィンドウに納めることにより、デスクトップを整理された状態(余り散らかっていないデスクトップ)にするのに役立ちます。
Konsole の進んだ特徴としては、明解な設定方法と、一つのウィンドウに複数のシェルを納める機能を挙げることができます。
Konsole を使うと下記のようなことができます。:
Linux コンソールセッション
Midnight Commander ファイルマネージャセッション
シェルセッション
ルートコンソールセッション
これらのセッションは、あなたのシェルを区別したり、シグナルを発行(STOP,CONT,HUP,INT,TERM,KILL)しやすいように名前を変更することもできます。
Konsole には更に、以下のような設定ができます:
メニューバーやツールバー、あるいはフレームの表示/非表示
Konsoleのウィンドウ、フォント、色スキーム及びキー割り当ての変更
スクロールバーの場所の変更、またはスクロールバーの非表示
選択した全てのオプションは次のセッションで使えるように、保存してデフォルトにすることができます。
深い興味からフリーの X 端末について分類すると、2 種類に分けることができます。 原型である xterm、 これは X 自体よりも前(1、2 か月)に書かれました。 それと xvt、 これは軽量の xterm クローンで、現在利用できる 多くの派生型(eterm が有名)のベースになっています。
Konsole はそれから 10 年を経て初めて基礎から書き直されました。 その間に xterm は死に至るまで改造が加えられましたが (その README は次の言葉で始まっています: "汝ここに入る者は、全ての希望を捨てよ")、 Konsole は現在の技術と X の理解の上に成り立つ新たな出発点を提供します。