ドキュメントにテキストやデータ等を入れた後、恐らくHDに保存したくなるかと思います。
"Save"コマンドは3通りの方法で実行できます:
メニューバーより、 File->Save を選択
ショートカット Ctrl-Sを利用
又は、ツールバーの
をクリック
これらの、どの方法でも同じ結果が得られます。
"Save"コマンドを選択することにより、あなたはKWordに現在のファイル名で保存するように伝えていることになります。 この場合、ファイル名や保存場所を変更するなどのオプション表示はでません。もし、ファイル名や保存場所を変更したい 場合、メニューバーより File->Save As... を選択ください。
もし、以前に保存したことが無い場合、ファイル名はありません。そのため、KWordは自動的に "Save As..."を実行し、ファイル名を指定できるようにします。
KWordは保存に成功した場合、何も報告しません。その為、特に障害がなかった場合、問題なく文書の編集作業に戻れます。 もし、問題があった場合、エラーが現れます。
"Save As..."コマンドは2通りの方法で実行できます:
メニューバーより、 File->Save As... を選択。
又は、ファイル名の無い文書に対して”保存”をしようとする。
"Save"と"Save As..."コマンドの違いは、"Save As..."コマンドは違うファイル名、ファイル形式、又は場所を選択可能と する点です。
"Save As..."を選択した場合、ダイアログが現れます。
このダイアログをもっとよく見てみましょう:
このダイアログは、現在のディレクトリは "/home/mmcbride" であることを示しており、それは上部のテキストBOXから判断できます。
その下の大きいBOXはこのディレクトリ内には13のフォルダがあることを表してます。 その1つは"/home/mike/Desktop" で、もう1つは"/home/mike/Mail"です。
Next to the bookmark button, is a new folder button. If you want to create a new folder, simply click the button. KWord will ask for a name for the folder. Then the folder will be created and you will automatically be placed in the new folder.
![]() | ".."とラベルされたフォルダがあります。 これはあなたのコンピュータの全てのディレクトリ内に存在する特別なフォルダです。 このフォルダを選択することにより、ディレクトリ構造1つ上の階層に移動できることを表してます(ディレクトリ構造の詳細は、ファイルシステム等を説明しているUnix向けの書籍等を読んでください)。 |
他にも、以前に "tempfile" というファイルを保存したことがわかるでしょう。 (KWord文書は.kwdの拡張子で終わります)
"File Name"とラベルされたテキストBOXは空欄で、これはファイル名が現在無いことを現してます。もし、新しい場所に ファイルを保存しようとしている場合、ここに現在のファイル名が表示されているはずです。
"File Type"とラベルされたテキストBOXは、KWordファイルとして保存しようとしているところを表してます。KWordを 用いることにより、他のフォーマット形式でも保存可能です。詳細は、Filtersを参照。
Cancelボタンもあります。これをクリックした場合、保存は中止され、文書の編集に戻ることができます。
OKボタンもあります。これは正しい場所で正しいフォーマット形式で、正しいファイル名があるときに使われます。
このダイアログを用いることにより、ドキュメントを保存するディレクトリを探すことができます。
フォルダに入るには、そのフォルダをダブルクリックしてください。そこからでる場合、".."フォルダをダブルクリックするか、青い上矢印ボタンをクリックしてください。
正しいディレクトリにきたら、"File Name"boxに名前を入れてください。 拡張子.kwdは入れる必要はありません。 KWord が代わりにやります。
![]() | Unixファイルシステムは、ほかのOSよりも遙かに柔軟性があります。ファイル名は:
ファイル名で駄目なのは:
|
正しい情報を入力したら"Save"をクリックし、保存を完了してください。
KWordは正常終了は報告しません。そのため、問題なく保存できた場合、文書の編集に戻れます。もし、保存に問題がある場合、 エラーboxが現れます。
![]() | KWordはOSにより許可されたディレクトリにのみファイルの保存を可能にしてます。もしこの範囲外であれば、KWordはエラーを返します。 |