メール作成 ウインドウは、新規メッセージを作成するために用いられます。 このウインドウは、メニューの 「ファイル」 から呼び出すか、または、 メールリーダー ウインドウのボタンバー上にある「文書アイコン」ボタン から呼び出すことができます。ここで、もし、シグネチャファイルの位置を設定しておらず、且つ、 設定 ダイアログの メール作成 タブにおいて シグネチャを自動的に追加 にチェックしていた場合、 メール作成 ウインドウが開かれる前に、 シグネチャファイルの場所を指定するように指示されるでしょう。
メッセージを作成するには、 メール作成ウインドウにおいて必要な項目を埋めてください。 メッセージを作成するのに役立つショートカットは、いろいろあります。 To:、 cc:、 及び Bcc: フィールドに最も近い「...」ボタンを押せば、 アドレス帳が呼び出され、あなたは、アドレスを思い出す代わりに、アドレス帳からアドレスを選択することができます。 メッセージを作成し終えたら、送信ボタン(封筒)を押して、そのメッセージを送信待ちとするか直に送信してください。
以下に示す方法のいずれかにより、メッセージにファイルを添付することができます。
「ペーパークリップ」ボタンを押し、添付したいファイルを選択する。
デスクトップや他のディレクトリからファイルを メール作成 ウインドウ内にドラッグする。
添付 メニュー内のオプションの一つを選択する。
これらのいずれかを行うと、 「メッセージ本体のプロパティ」 ダイアログが現れて、添付ファイルについての情報を問い合わせてきます。 ここで、MIMEタイプとファイルネームのフィールドは自動的に適切な値で埋められます。 あなたは、エンコーディングオプションのリストから、 添付ファイルのエンコーディング方法を選択しなければなりません。
メッセージにファイルが添付されると、 メール作成 ウインドウの下部 にある添付ファイル表示領域にあらわされます。添付ファイル表示領域において添付ファイルのラインを選択し、メニューの 「添付」から 「削除」、 「保存」、 または 「プロパティ」を選択すると、 その添付ファイルを除去したり、保存したり、またはその添付ファイルについての情報を得たりすることができます。
また、メニューの 添付 で適切なオプションを実行することにより、 PGPキーを、メッセージに添付することもできます。PGPキーの添付は、ファイ ルの添付と同様に扱われます。
メッセージのスペルチェックをするためには、ボタンバー内にある「チェックマーク付きABC」ボタンを押すか、 「編集」 | 「スペルチェック」 を選択してください。すると、 Kmail が KSpell を使ってスペルチェックを行います。 この KSpell は、ispell スペルチェッカの KDE 版フロントエンドです。