Kデスクトップ環境

5.21. ヘルプ インデックス

5.21.1. はじめに

KDE 2.0 にはアプリケーションやコンポーネントに関する沢山のドキュメントが付いて来ます。 この中から知りたい情報を見つけ出すのは大変時間のかかる作業になるかもしれません。 これを解消すべく、KDEはht://digというプログラムを使った全文検索を提供しています。 これはWEBページの検索エンジンと全く同じように動きます。 KDEヘルプセンターの"検索"タブをクリックして、 検索したい語を入力してから検索ボタンをクリックして下さい。

しかしながら、この機能を使うにはht://digがインストールされていて、 KDEがこれを使用するように設定されていなければなりません。 このコントロールモジュールは後者の設定作業を支援するものです。 ht://digをまだインストールしていないのなら、 そしてあなたのオペレーティングシステムに同梱されていないなら、 御自分で入手して頂く必要があります。 入手とインストール方法についてはthe ht://dig homepage を参照して下さい。

5.21.2. 使い方

ここにはKDEで、全文検索エンジンを使えるようにする為の2つの重要な設定があります。:

5.21.2.1. ht://dig プログラム

KDEは3つのプログラム(ht://dig: htdig, htsearch 及び htmerge)を使用します。 各プログラムについて、そのプログラム名を含むフルパス名を指定する必要があります。 例えば:/usr/bin/htdigのように。

これらのプログラムがどこにインストールされているかは、 オペレーティングシステムやディストリビューションによって異るでしょう。 下記の推測は、試してみる価値があります:

  • htdightmerge は しばしば、/usr/bin/ や、 /usr/local/www/htdig/bin/に置かれています。

  • htsearchは、大抵は、 cgi-bin と言う名前のサブディレクトリに置かれています。 例えば/usr/local/httpd/cgi-bin/等です。

ティップ

インストールされている場所(例えば、htdigの)を 探すには、コンソールでwhereis htdig とすることがでいます。 whereisコマンドは指定されたコマンドを標準のパスディレクトリ から探し出します。 ただし、cgi-binのようなディレクトリは、通常、 標準のパスには含まれません。

5.21.2.2. 検索スコープと検索パス

このセクションでは、どのヘルプリソースが(検索エンジンが利用できるよう)インデックス化 されるべきかを選択します。

スコープフレームでは、あたがインデックス化したいと思う 標準的なリソースを選択できます。 それらは、KDEヘルプファイル、man 及び info です。 幾つかのリソースについては、使用不可になっているかもしれません。 これはそれらのサポートは未実装な場合です。

KDEヘルプセンターの全文検索エンジンを使いたい、あなたの追加文書があるかもしれません。 例えば、/home/jdoe/docs/selfhtmlにインストールされた HTML ファイル等です。 追加の検索パスに、このパスを追加すると、このドキュメントもKDEのヘルプセンターの 全文検索の対象となります。追加ボタンをクリックすると ファイルダイアログが立ち上がり、追加の検索ディレクトリをたずねます。 そこで/home/jdoe/docs/selfhtmlを指定し、 はいボタンをクリックして下さい。 追加のパスを削除するには、パスを選択して削除をクリックします。

重要項目

スコープや追加検索パスの設定変更はインデックス生成 ... をクリックして実行しないと反映されません。

5.21.2.3. 言語の選択

言語の設定と名付けられたコンボボックスから、 ヘルプファイルの言語を選択できます。

5.21.3. 著者

このセクションはJost Schenck によって書かれ

Mike McBride によってマイナーアップデートがなされた。