Kデスクトップ環境

第 3章KDE タスク マネージャの使い方

タスク マネージャを起動すると、ページが 3 つある ダイアログ ボックスが表示されます。ページのつまみを クリックすると別のページに切り替えることができます。 スタートアップ ページは、メニューより利用できる オプション ダイアログで設定できます。

3.1. プロセス リスト ページ

プロセス リスト ページはあなたのシステムに存在する プロセスの一覧を表示します。このリストは各列をキーに ソートすることができます。列の頭をマウスの左ボタンで 押します。

このリストは各プロセスについて以下の情報を 表示します。各オペレーティング システムで全ての 項目が利用できるわけではないことにご注意ください。

この表の下には 4 つのボタンがあります。 左から右の順に説明します。

3.1.1. リフレッシュ レート

リフレッシュ レートはプロセス リストを 更新する周期を決定します。これは各プロセスの プロセッサ負荷を計算するのに特に重要です。 更新するまでの時間全体にわたって負荷の平均が 求められます。更新レートはゆっくり、中くらい、 早い、を選ぶことができます。多くの場合、 中くらいのレートを選ぶのが無難でしょう。

3.1.2. プロセス フィルター

プロセス フィルターは表に表示する プロセスの数を減らすのに用います。フィルターを かけて、関心のないプロセスを取り除くことが できます。表示させるプロセスの種類としては、 今の所、すべてのプロセス、システム プロセスのみ、 ユーザ プロセスのみ、所有しているプロセスのみ、 が選択できます。

3.1.3. 更新 ボタン

このボタンはプロセス リストを直ちに 更新させるのに使います。

3.1.4. 強制終了 ボタン

プロセスを終了させたい時、このボタンを 押して選択したプロセスに kill (強制終了) シグナルを 送ることができます。