Kデスクトップ環境

4.3. 仮想デスクトップの利用

先ほどの"ピン"とはなんでしょうか?

デスクトップ上のスペース以上のウィンドウを開いているとしましょう。 この場合、3つの選択肢があります:

  1. 全てを開いたままにする。 (デスクトップを散らかしたまま。)

  2. 現在必要ないウィンドウをアイコン化し、タスクバー又は Alt-Tab キーを 使い切り替える。(それでも、手間と労力がかかる。)

  3. 推奨:本当のOSが物理メモリが足りない場合おこなうことを実行すればよい: 仮想メモリを利用する、つまりこの場合は仮想デスクトップを利用する。

3つ目の項目こそが選ぶべき道である! KDEは複数の違うデスクトップを扱うことができ、それぞれが独自のウィンドウを持てます。 デフォルト設定は4つのデスクトップを提供しています。 パネル上のクリックにて仮想デスクトップ間を切り替えることができます。 また、Ctrl-F1...F8 で該当するデスクトップに素早く切替えるか、 Ctrl-Tab でデスクトップを順に表示していって切替えることもできます。 最後に、画面の角までマウスを動かし数秒まてば、その方向のデスクトップへ移動することができます。

仮想デスクトップはとてもよいものですが、時には 全て のデスクトップ上で表示したいウィンドウがあるでしょう。 チャットウィンドウやアラーム時計とか。 こうした場合に上述の「ピン」ボタンが利用できます。これにより、全ての仮想デスクトップ上で表示されます。

ピンボタンは、1つのウィンドウから別のウィンドウへ動かす為にも使えます: ピンボタンを押し、別のデスクトップへ行きもう一度押してください。しかし、タスクバー上のコンテキスト メニュー(メニューの「現在のデスクトップに」)を用いるか、 「デスクトップを移動」 オプションを利用したほうがはるかに簡単です。