ドキュメント内の各フレームに:
KWordがテキストでいっぱいのフレームを処理するか
重なっているフレームをテキストはどう避けているか
フレームの正確な大きさを測るか
フレーム内の余白をどのように設定するか、を設定できます。
これら全ての事柄は"Frame Properties"ダイアログボックスにて設定できます。
フレームを編集する場合、"Frame Edit Mode"にはいっている必要があります。
現在frame edit modeにない場合、次の3通りの方法の1つで入ることができます:
メニューバーから次を選択:Tools->Edit Frames
ショートカットF5
ツールバーの をクリック
一度frame editモードに入ると、矢印へとカーソールの形状が変わります。変更したいフレーム内にカーソールを持ってきて、1回左クリック してください。これでそのフレームが"現状の"フレームへと変わります。
これで、プロパティを次の2通りの1つで出来ます:
メニューバーより次のように選択:Format->Frame/Frameset
"現在のフレーム"内にカーソールを持ってきて、1回右クリックしてください。小さなメニューば現れます。"Properties"を選択。
プロパティ・ダイアログは次の Options、 Text Run Around、 Connect Text Frames、 Geometry とラベルされた4つのタブを含む1つのダイアログボックスで構成されてます。
これはよくあることです。フレームを作成し、入力しはじめるが、現在のフレームにはテキストが多すぎる場合などです。
KWordは2通りの解決方法を用意してあります。このダイアログを使用することによりどの方法を採るか選択できます。
"Create automatically a new frame"を選択した場合、フレームがいっぱいになった段階で、KWordは自動的に新しいページを作成します。この新しい ページに新しいフレームが、同じ位置やサイズで作成されます。また自動的にテキストが流れ込むよう設定されます。
"Resize automatically last frame"を選択した場合、現在のフレームがいっぱいになった段階で一番したの境界線を、新しいテキストが入るように 移動します。これはテキストを加えれば加えるほど、どんどん移動します。
![]() | 但し、テキストが流れ込むための別のウィンドウがある場合、これらの機能は働きません。 |
重なり合ったフレームのテキストを調整する場合、"Text Frame"とラベルされたタブをクリックください。
2つのフレームを重なりあっていて、ページ内のスペースでも競合している場合、KWordは(option設定にて)2つのフレームのテキストが 重ならないように調整してくれます。
ダイアログボックスのオプションのように、3つの選択肢が存在します。
このオプションを設定することにより、あなたはKWordに、このフレームのテキストを表示する際、他のフレームは無視するよう伝えることになります。
このオプションを設定することにより、KWordに重なり合っているフレームのテキストを避けるよう伝えることになります。
このオプションを設定することにより、KWordに他のフレームの下まで改行しテキストを表示するよう伝えます
フレーム同士がどれだけ近くなるか、も"Runaround Gap" にて設定できます。このサイズを拡大することによりフレーム間のテキストの間の 白い境界線を大きくすることができます。
![]() | 1つの共通の問題として、この機能を設定する際、両方とも同じ設定にしてしまう、ということがあげられます。このようにすると、次のように なってしまいます: 見てのとおり、Frame1とFrame2、両者ともに重なり合う部分を避けています。これにより、フレームが重なり合う部分に空白を作ることに なります。この空白はどちらかの設定を変更することにより埋めることができます。 |
フレームのサイズ、位置、余白等を"Geometry"のタブで調整できます。
このダイアログボックスは正確に何処に、どれぐらいの大きさでフレームを置くか、を指定することができます。
最初に左と上の長さを指定します。これで左上の角がどこにあるかを判断します。全ての長さはページの左上の角からの距離になります。
あるいは、フレームの正確のサイズを高さと幅を入力することからも可能です。これら2つの測定方法は上記のごとく左上の角と関係してきます。
このダイアログボックスを用いて、フレームの余白も設定できます。フレームの余白はページの余白と似通ってます。テキストボックスに余白を 入力することにより、境界線からの白い幅をフレームの周りに確保します。これでテキストが他のフレームなどと近すぎないことが確保できます。
![]() | ここでの余白の確保と、"Runaround Gap" での余白の確保についての違いを理解することが大変重要です。 KWordはRunaround Gapを適用するのは2つのフレームが重なりあう場合だけです。2つのフレームが隣り合っている場合、Runaround Gapは 適用されません。 フレームの余白を設定する場合、他のフレームと重なり合っていようが白い空白は確保されます。 |