Kデスクトップ環境

5.32. バッテリー低下 警告/バッテリー低下 危険 パネル

5.32.1. はじめに

これら2つのモジュールは共同して、バッテリーが予め指定された水準よりも低下した場合の動作をコントロールします。 この2つを用いて、低残量に近づいた時に警告が表示され、サスペンドまたは保存される最後の数分前には、より深刻なメッセージを表示する、という設定が可能になります。

注意

ラップトップモジュールはAPMモジュールが正しくインストールされていることを必要とします。 詳細は ラップトップ情報 を参照して下さい。

5.32.2. 使い方

警告を知らせる残量

このフィールドは、バッテリー低下状態として検出されるべき水準を指定します。 これは(APMによって報告される)バッテリーの残り時間(分)です。 実際にこの水準に近付くと、低水準状態となり、以下のアクションが行われます。

コマンド実行

バッテリーが低水準になったときに実行されるべきシェルコマンドです。 デフォルトでは、ここは無効になっています。

サウンド再生

バッテリー低水準状態となったときに再生されるべきサウンドを指定します。 このバージョンでは、.wavファイルしか再生できません。 再生すべきファイルへのパス名を指定して下さい。 デフォルトではこれは何も指定されていません。

システムビープ

ここを有効にすると、バッテリーモニターは指定された水準以下にバッテリーが 低下するとビープ音を発します。 これが最低限の、且つ有効な、ユーザーへの低水準警告の方法でしょう。 デフォルトではこのオプションは有効になっています。

通知

バッテリーが低水準になるとウィンドウをポップアップするようにします。

サスペンド

もし、 /usr/bin/apm setuid("電源管理"のパネルの説明参照)実行ができるように設定してある場合 、このチェックボックスが表示されます。 ここをチェックすると、(バッテリーが低水準時に)あなたのコンピュータを"サスペンド"モードに移行させるようになります。

スタンバイ

上記の"サスペンド"と同様ですが、これは"スタンバイ"モードに移行させます。

5.32.3. 著者

このセクションはPaul Campbell によって書かれた。

Docbook形式への変換はMike McBride によって行われた。