Kデスクトップ環境

第 5章KWord の画面構成

5.1. 概要

KWordも、殆どのGUIプログラムと同様、何ヶ所かに分割表示します。各部分は似たような機能を提供する 幾つかのグループに分かれます。最初に起動した際、主に4ヶ所に分かれて表示されます:

  1. KDE タイトルバー (KDE下の全てのプログラムの上に残ります).

  2. ドキュメントエリア

  3. メニューバー

  4. ツールバー

KDEフレーム

KDE タイトルバーは KDE 上で動作する全てのアプリケーションを覆ってます。詳細は KDE ユーザーガイドを参照してください。

ドキュメントエリア

ドキュメントエリアの構成は:

 
水平・垂直方向のルーラー

ルーラーであなたのレイアウトの手助けができます。ルーラーの詳細は ルーラーの利用を参照。

スクロールバー

素早くドキュメント内を見るためにスクロールバーを利用します。機能は全てのKDEやWindowsのものと同等です。

Tab Selector

これは、簡単にドキュメントを形成するのに使われます。詳細は Tabの利用を参照。

ドキュメントビュー

このエリアは、文章入力のために使われるエリアです。ここでは現在の文書のステータスを表示し、 フレームの調整、テキストの選択、切り取り・張り付け等が可能です。

メニューバー

メニューバーは、KWordの様々な機能やオプションを提供してくれます。 詳細は: メニューバーの基本を参照

ツールバー

ツールバーは、頻繁に使われる機能などに対する”ショートカット”的な役割を提供してます。 KWordは似たような機能をまとめた6つのツールバーを使用してます。

 
文字/境界線 設定ツールバー

このツールバーは、文章や節などでよく使われる機能がまとめられてます。このツールバーに含まれる機能としては、強調、斜体や節に境界線をもうける等があります。

ファイル ツールバー

このツールバーは、ファイルの読み込み、保存、印刷、新規文書作成等に使われます。

フレーム/作成 ツールバー

このツールバーは、文書に新規のフレームを追加するのに使われます。他にも、図、表、フォーム等を挿入できます。

基本編集ツールバー

このツールバーは、標準編集機能で、切り取り、張り付け、元に戻す、繰り返し、検索、スペルチェック等があります。

挿入 ツールバー

このツールバーは、図、イラスト、特別文字等を挿入するのに使われます。

作表・編集 ツールバー

このツールバーは、表やセルに行や列を挿入したり削除したりするのに使われます。