Kデスクトップ環境

3.4. 印刷

KNotes は印刷することができます。印刷コマンドの設定は "標準設定" ダイアログでしてください。UNIX の世界にはすばらしい 印刷ユーティリティがたくさんあるので、新しく入れる必要は ないでしょう。ここでは二つの印刷ユーティリティの説明をします。

GNU enscript.

アスキー コードの文書をポストスクリプトに変換する Adobe の enscript を Markku Rossi が書き直したものです。私が最も 好んで使うのは enscript -2rG text.txt ですが、GNU enscript は これだけに留まらずはるかに高機能です。また、必ず http://www.hut.fi/~mtr/genscript/ もしくは GNU のミラー サーバから取ってきた最新版を使ってください。

a2ps

これは Akim Demaille と Miguel Santana が作成した強力な ascii-Postscript 変換ユーティリティで、文書の種類によって出力を フォーマットします。C++ のソース コードであろうとも Email で あろうとも最初からとてもきれいな文書スタイルで印刷してくれます。 http://www-inf.enst.fr/~demaille/a2ps.html から 取ってきてください。

上の二つのユーティリティは絶対に必要です。もし持って なかったら取ってきてその使用方法になれてください。われわれの 誇る html/texinfo/man ビューワである kdehelp を使えば、問題なく使い方を覚えられるでしょう。 この二つのユーティリティは UNIX で印刷をするときに大きな 助けとなるでしょう。その性能と多彩なオプションになれてしまうと Windows95 を使っているときでさえこの二つがあったらなあと思う ようになるでしょう。

ポストスクリプト文書の印刷の設定ができてるかどうか 確認してください。もし、ポストスクリプトをサポートしている プリンターを持っていないのなら (持ってる人いるのか?) バージョン 4.03 以上の ghostscript/ghostview を http://www.cs.wisc.edu/%7Eghost/ から取ってきてください。 現在では、商用レベルの ps フォントが ghostview/ghostscript パッケージに付属していて使えるようになりました。このフォントは ポストスクリプトに対応していないプリンターでポストスクリプト 文書を美しく印刷するためには必須のものです。今まで ghostscript を使ってあなたのプリンタから出てきた出力にがっかりしていたなら、 この新しいフォントを取ってきましょう。これが最もよい解決法です。