Kデスクトップ環境

3.2. 動作

Klipper はクリップボードの内容に応じた動作を行うことができます。 これは、クリップボードの内容が特定の正規表現にマッチするかどうかに基づいています。 例えば、"http://"で始まるクリップボードの内容は、 NetscapeまたはKonqueror に送られてURLとしてオープンされます。

この機能を使用するには、URLやファイル名をクリップボードにコピーするだけでいいのです。 もしKlipper のリストにマッチする正規表現があれば、メニューがポップアップして、選択可能なオプションが示されます(例えば、 Konquerorで開く、Netscapeで開く、等)。 マウスかキーボードでお望みのオプションを選択して下さい。Klipper は選択されたプログラムを実行し、クリップボードの内容が指し示す場所を開きます。

そのクリップボードの内容では何もしたくない場合には、ポップアップメニューで"何もしない"を選択して、以前にしていた作業に戻ることができます。

動作は、Klipper アイコンをクリックし(あるいはキーボードで、 Ctrl-Alt-Vと入力し)、 "動作は有効です"をクリック(あるいはキーボードで、 Ctrl-Alt-Xと入力)すれば無効にできます。

正規表現にマッチしたクリップボードの内容は実際に、その操作を実行してしまう前に、編集することもできます。 "編集し再処理"をKlipper のポップアップメニューから選択して下さい。表示されるダイアログボックスでクリップボードの内容が編集できます。編集し終ったらはいボタンをクリックして所定の動作を実行できます。

キーボードで Ctrl-Alt-Rと入力するとKlipper が前回行った動作を繰り返すためのポップアップメニューが表示されます。