KDEチームは6つの異なる種類のパッケージ: ソースとバイナリのRPM、ソースと バイナリの.tgz(.tar.gz)ファイル、そしてソースとバイナリのDebianファイル、 を提供しています。 通常、最初にリリースされるのは、.tgzファイルですが、その後すぐに 他のフォーマットのものもリリースされます。 最近では、ソースとバイナリの.tar.bz2ファイルも利用可能になっています。 詳しくは、 拡張子"bz2"を持つtarボールをどうしたらunzipできますか? を御覧ください。 さらに、ソラリス2.6及び7用のpkgパッケージも利用可能になっています。
インストールの手順は、どの形式のパッケージを選択したかによって決まります。 インストールをした後には、全てのパッケージフォーマットに共通のポスト・インストール処理(インストール後の後処理)が必要となります。 もしあなたがUnixに不馴れなユーザで、しかもRPMベースのシステムを使っているというのであれば、そのディストリビューションベンダの提供するバイナリRPMパッケージを選択することが、たぶん最良の選択だと思います。 少なくともCaldera、DelixとSuSEは、彼らのFTPサーバからバイナリRPMを入手できるようにするでしょう。
例えばshadowパスワードを使っており、スクリーンセーバを使いたいなどのために特別な設定オプションを必要とするのであれば、最善の方法は、ソースパッケージを利用してKDEデスクトップ環境をあなた自身でコンパイルすることです。 公式なKDEのパッケージを提供していないディストリビューション用のバイナリRPMパッケージは、それらが利用可能になり次第、ftp.kde.orgの contrib セクションから入手可能になります。
Bill Mote は"KDE 1.1 Installation via RPM"というタイトルのホームページをWeb上に掲載しています。 http://home.fuse.net/bmote/kde.htmに行けば見られます。