Kデスクトップ環境

第 1章はじめに

KDE国際化キーボード (kikbd) はX11のデフォルトのラテン文字とは異なる各国語のシンボルを入力するのを支援するソフトです。

kikbd はデフォルトのLatin-1の他に、各国のキャラクタセットのキーボードレイアウトサポートを実行します。 また、古典的なX keyboard mapsと修飾キーや、X11R6.1からのXKB mapファイルと規則には頼らずに、 kikbdは複数のキーボードマップを記憶し、そのとき必要なものに動的に切替えられます。

kikbdxmodmap メソッドを用いてX11用の各国語のキーボードマップを設定しますが、リストから選択したキーボードマップの中から動的に切替えができるようになっています。

それに、kikbdはウィンドウごと、アプリケーションごとに異なるキーボードマップを割り当てることもできます (それぞれ、Windowスタイル、Classスタイルを用います)。