この章は、自分で探索しながら学びたいユーザーや、スタートするための概要の説明が欲しいユーザーのためです。 この後の章に、各環境についての詳細に加え、役に立つ多数のヒントやショートカットが紹介されてます。 もし、早く触ってみたい、といった方は、この章をざっと読んでみてから実際に遊んでみてはどうでしょうか。 その後、必要に応じて他の章をご覧ください。
注意:KDEは高度の設定が可能なデスクトップ環境を提供しています。そのため、 この概要では標準の環境を利用していることを前提としています。
標準のKDEデスクトップは3つの部分から成り立ちます:
画面下部の パネル はアプリケーションの起動や画面切り替えなどに使われます。 その他にも、アプリケーションスタータ、大きな「K」のアイコン、 はクリックすることにより起動できるアプリケーションのメニューを表示します。
画面左上部角の タスクバー は、 現在起動されているアプリケーション間を切り替えるものです。 タスクバー上のアプリケーションをクリックすることによりそのアプリケーションに移ることができます。
デスクトップ そのものに、 よく使うファイルやフォルダを置くことが可能です。 KDEは複数のデスクトップを提供しており、各々が固有のウィンドウをもっております。 パネル上の数字入りボタンをクリックすることにより、デスクトップ間を行ったり来たりできます。