Kデスクトップ環境

第 3章メニュー項目

3.1. ファイル メニュー

File->新規 (Ctrl-N)

新規エディタを開き, 新しいドキュメントを開始します。

ファイル->開く (Ctrl-O)

このコマンドはファイルを開きます。 ユーザに, ファイルシステム操作が許可されているダイアログボックスを使用します。

ダイアログは, 簡易ファイルマネージャのような働きをします。ウィンドウの中心に表示されているディレクトリをクリックすると, そのディレクトリに入ります。 - 内容表示はされています。エントリ/ドロップダウンボックスがあり, 直接ファイルの場所とファイル名を入力するために用いられたり, 矢印をクリックすると最近使われた場所のリストから降下的選択をすることもできます。

これ以下のフィルタも同様に直接入力されたデータ, または最近のフィルタタイプの降下的リストから選択されたデータが存在します。フィルタ機能は, その形式に適したファイルのみ中央ウィンドウに表示します。フィルタに '*.txt"のようなテキストが含まれると, 選択ウインドウには txt拡張子がついたファイルのみ表示されます。

ツールバーには左右の矢印ボタンがあります。これはディレクトリツリーを上の階層に移動する上矢印ボタンのように, 以前選択したディレクトリを前後に移動するためのものです。小さな家が描いてあるボタンは, ユーザのホームディレクトリに戻ります。互いに曲形をなす2つの矢印は, カレントディレクトリに戻ります。旗印のボタンは, カレントディレクトリに新しくブックマークを設定, または以前設定したディレクトリに移動します。歯車 (スパナ)アイコンのボタンは, ユーザにダイアログボックスの基本設定を若干変更可能にします。最後に, ツールバー良く利用す るディレクトリを表示するドロップダウンボックスもあります。

ファイル->最近使ったファイルを開く

これは最近保存したドキュメントを開くショートカットです。 このアイテムをクリックすると、最近保存したファイルのリストをメニューの横に開きます。そのファイルが同じ場所に保存されている場合は, ファイルをクリックするとKEditで開かれます。

ファイル->セーブ (Ctrl-S)

現在編集中のドキュメントを保存します。 既に保存されている場合, ユーザに了解を取ることなく以前保存されたファイルを上書きします。

注意

エディタにバックアップ機能を設定することは可能です。

今回がはじめての文書保存なら, 保存用ダイアログ(後述されています)が起動します。

ファイル->名前を付けて保存

こうすると, ドキュメントを新しい名称で保存します。 これは, このヘルプファイルの開くの章で解説されているファイルダイアログボックス使って行います。

ファイル->閉じる (Ctrl-W)

エディタウインドウを閉じます。KEditを複数起動している場合, それらが閉じられてしまうことはありません。

ファイル->印刷 (Ctrl-P)

ユーザが何をどこにどのようにして印刷するかを表示するプ リントダイアログを開きます。 ユーザは, ドキュメント全体か選択した一部のみを印刷するのかに加えて, 標準 lpr または, カスタムコマンドかの選択ができます。

ファイル->印刷

現在作成中のドキュメントをemailにするのに使います。 ユーザが, メッセージにアドレスとサブジェクトを入力するメールダイアログを呼び出します。

注意

設定を必ず確認し, 必要に応じて設定初期設定ダイアログでのメールコマンドを修正して下さい。

ファイル->終了 (Ctrl-Q)

エディタを終了します。