KMidのあらゆる機能をフル活用できるように、ヒントをいくつかお教えしましょう。
ファイルを開くとき 著者自身は、KFMウィンドウを備えたKDEデスクトップを自分専用のルートMIDIディレクトリに保管し、KMidはこのデスクトップに入れておくか(MIDIファイルを再生している場合)、常に表示しておきます(カラオケファイルを再生している場合 :-)). こうしておいて、アクティブなコレクションが終わったときや、別のファイルを再生したいときに、KFMウィンドウにいき、使いたいファイルを選んで、それをKMidのウィンドウにDrag&Dropします。
IDIファイルをいくつか再生したいけれど、それをコレクションには追加したくないという場合は、「Collections」メニューの「AutoAdd to Collection」オプションをオフにし、ファイルを開くと、これらのファイルは一時コレクションに追加されます。
新しいコレクションを作るもう一つの方法 A.mid 、 B.mid、C.midという3個のMIDIファイルがあるとします。まず、最初のファイルだけを再生したいというときは、「AutoAdd」 の選択を解除し、A.midを開きます。そして一時コレクションに1個のMIDIファイルだけを入れます。
この後、BとCも再生し、これらのファイルを入れたコレクションを作りたいというときは、どうしますか?
簡単です。「AutoAdd」を選び、B.MIDIとC.MIDIを開きます(どの方法でも構いません)。これらのファイルは自動的に一時コレクションに追加されます。ですから一時コレクションには、A.MID、B.MIDI、C.MIDIというファイルが存在することになります。ここで、「Organize Collections」ダイアログを開き、一時コレクションを選んで、「Copy」ボタンをクリックし、新しいコレクションの名前を入力すればよいのです。これで、A、B、CというMIDIファイルが保管され、KMidを終了しても削除されない新しいコレクションができたわけです。