Kデスクトップ環境

第 4章画面の構成

4.1. 基本操作

4.1.1. メイン ウィンドウ

これは kscd のメイン ウィンドウです。kscd を起動すると、このような画面が表示されます。このウィンドウに配置されている 構成部品を次に説明します。(順不同)

4.1.2. メイン コントロール パネル

これは kscd のメイン コントロール パネルです。これらのボタンの機能は CD プレーヤを使ったことのある方なら どなたでも分かるはずです。上の図で一番上のボタンは CD の再生と一時停止を 切り替えます。2 行目の左側のボタンは CD の再生を停止します。2 行目の 右側のボタンはリピート再生の ON/OFF を切り替えます。リピート再生では、 CD の最終音声トラックの末尾まで到達したら、また最初に戻って再生が始まります。 3 行目のボタンは CD の再生位置を 30 秒戻す(左)あるいは 進めます(右)。4 行目のボタンは前(左)あるいは次(右)の 曲の先頭までスキップします。

4.1.3. 排出ボタン

このボタンは CD を取り出します。オーディオ CD がセットされていて、かつ kscd が起動している間は、CD-ROM ドライブの 排出ボタンが働かないので注意してください。古い CD-ROM ドライブでは ソフトウェアによる取り出しに対応していないかもしれません。また、新しい ディスクをセットしてから手動で CD-ROM ドライブを閉じる必要があるかも しれません。

4.1.4. ステータス ディスプレイ

これはステータス ディスプレイです。上方より左から右に向かって、 メイン時間表示 (各種の時間表示モードについては以下で取り上げます)、CD-ROM ドライブのステータス、オーディオ CD の合計再生時間、 現在のボリューム設定、現在および最大のトラック番号 (現在/ 最大) です。一番下の 2 行にはアーティストと CD のタイトル 、さらにトラックのタイトルを表示します。これはローカルまたはネットワーク CDDB (CD データベース) にデータが登録されている時に利用 できます。

4.1.5. 時間表示モードボタン

このボタンはメイン時間表示モードを切り替えます。デフォルトとして、 kscd は、CD の再生中は現在のトラックの 経過時間を表示し、そうでなければ --:-- または 00:00 を表示します。 このボタンを押すと、残りのトラック時間、合計の経過時間、合計の残り時間の 順に切り替わります。

4.1.6. 設定ボタン

このボタンは kscd の設定パネルを 開きます。このパネルではあなたのマシンで kscd が動作するように設定することができます。kscd の設定について詳しい情報は kscd の設定 を 御覧ください。

4.1.7. CDDB エディタ ボタン

このボタンは CDDB (コンパクト ディスク データ ベース))のエントリ エディタのパネルを開きます。CDDB は CD を識別し、 多くの場合はその CD のトラック リストをダウンロードするかファイルシステムから 読み込みます。このツールの使い方について、詳しくは CD データベース エディタ を御覧ください。

4.1.8. インフォメーション ボタン

このボタンはインターネット上でアーティストについての情報を調べるのに 役立ちます。上演日、購入についてなどの情報が、このボタンを押して現れる ポップアップ メニューの項目を選ぶことによって見つかります。

4.1.9. 起動 / 停止ボタン

このボタンは kscd を閉じます。

4.1.10. ボリュームつまみ

このスライドつまみは CD のオーディオ出力の音量を調整します。右に 動かすと大きくなり、左に動かすと小さくなります。サウンド カードを経由して CD を再生する場合は、サウンド カード ミキサーの設定も再生音量に 影響を与えます。

4.1.11. トラックの選択

このコンボ ボックスでは再生するトラックを直接指定することが できます。

4.1.12. ランダム再生ボタン

このボタンを押すとランダムな順序で CD のトラックが再生されます。