Kデスクトップ環境

第 1章はじめに

 KTimemonはシステムの動作状況を追跡調査するためのユーティリティです。ハードディスクの使用状況やコンテクスト交換動作はもちろんのこと、CPU、メモリ、スワップディスクの稼働状況について棒グラフで表示します。KDE 精神にのっとり, マウスで簡単に操作できるようにしてあります。更には、システムパネルに情報を表示できるよう(docking対応)にしてあります。

注意: 今のところKTimemonは限られたプラットフォームでしか動作しません。/procファイルシステムでのリナックス, kstatライブラリ付きのソラリス、table(2)システムコール付きのデジタルユニックス(昔のDEC/OSF1) がそれです。他のプラットフォームへの移植を手伝っていただける方、大歓迎いたします。

KTimemonはコマンド入力するか、KDEの(ユーティリティ サブメニュー)から選択して立ち上げます。 コマンド入力で立ち上げたときには-geometryのようなXウインドウのプログラムフラッグに迎えられることでしょう。KTimemonはセッションを感知するので、次にコンピュータを立ち上げたときに前回の状態(色、その他)を再現することができます。