CapsLockのエミュレーション:
各国語キーボードの中には、CapsLockキーの振舞いがデフォルトでは問題のあるものがあります(ロシア語、ギリシア語など)。 このボックスをチェックすると、国際化キーボードにCapsLockをエミュレートさせ、この問題を解決することができます。CapsLockの状態はキーボードのLEDの代わりにキーボードインジケータの色で表されます。
広域メニュー:
このボックスをチェックすると、国際化キーボードのポップアップメニューをアクティブウィンドウで表示させることができるようになります。表示させるには、スイッチキーをメニューが現れるまで押し続けます。
クラスの保存:
入力セクションで「クラス」を指定すると、「クラスの保存」ボックスをチェックできるようになります。 チェックした場合、特定のキーボードマップと特定のクラスのウィンドウの結びつきをKDEセッションの終了時に自動的に保存し、次の起動の時に読み込むようになります。 これは要するに、keditウィンドウでロシア語のキーボードマップが選択されていた時にログアウトすると、次のログインの時、keditのウィンドウでは自動的にロシア語のキーボードマップが読み込まれます。
キーボードコード:
このプルダウンメニューでは、特定のタイプのキーボードに固有のキーコードを、Xウィンドウシステムが使うX default codesのかわりに選択し、使うように設定することができます。
入力:
ここではキーボードマップが個々のウィンドウとどう結び付くかを設定します。三つの中から一つを選びます。
グローバル...現在のキーボードマップがすべてのウィンドウで利用されます。
ウィンドウ...トップレベルのウィンドウのそれぞれに対して違ったキーボードマップが割り当てられます。そのウィンドウから派生した低レベルのウィンドウにはそのウィンドウのキーボードマップが引き継がれます。アクティブなウィンドウが変わると、それに伴いキーボードマップもアクティブなウィンドウに結び付いたものに変わります。
クラス...それぞれのウィンドウのクラスに対して(たいていウィンドウのクラスはアプリケーションに対応します)違ったキーボードマップが結びつきます。 たとえば、これを選択している時にkeditのウィンドウでロシア語のキーボードに切替えた場合、自動的にロシア語のキーボードが、キーボードを再び切替えるまでは他のkeditのウィンドウでも指定されるようになります。