Kデスクトップ環境

2.8. ユーザプレファレンスのコンフィグレーション

ユーザプレファレンスを設定するには、“編集”メニューから“設定...”を選択します。 設定できるプレファレンスは以下のとおりです。

デフォルトのテープサイズ

この値は、テープをフォーマットする際にデフォルトのテープサイズとして使われます。

テープブロックサイズ

テープドライブのハードウェアブロックサイズです。 フロッピーテープドライブの場合、この値は10240バイトです。

テープデバイス

テープデバイス へのフルパス(通常は、/dev/tape)です。 このパスは、ノンリワインドバージョンのテープデバイスをポイントするものでなければなりません。

tar コマンド

システム上での tar コマンドへのフルパスです。

mount 時にテープを読み込み

これがイネーブルされていると、KDat は、テープを mount する前に、テープドライブに対して“mt load”コマンドを出します。 ドライブによっては、テープの読込み・書込み に先だってこの設定が必要です。

mount 時にテープドライブをロック

これがイネーブルされていると、KDat がテープを mount すると必ず、テープドライブに対して、取出しボタンをディスエーブルするよう指示が出されます。テープドライブによっては、このオプションが機能しない場合があります。

テープ取外し時に unmount

これがイネーブルされていると、KDat がテープを取り外すと必ず、テープはドライブから自動的に取り出されます。このオプションはフロッピーテープドライブに対しては使わないでください。

可変ブロックサイズ

これがイネーブルされていると、KDat は、テープドライブが使っているハードウェアブロックサイズを変更しようとします。 可変ブロックサイズをサポートしていないドライブもあります。 この機能の使用可否にかかわらす、KDat には、テープドライブが使用するブロックサイズを知らせる必要があります (すなわち、フロッピーテープの場合は 10240)。